5年越しで誠意とはこういうものだということを、教えてくれた「違和感を伝える」こと。

おはようございます。八ヶ岳西麓・長野県原村は油断するとぐっと寒くなりますが、フキノトウも顔を出し例年より早い春の訪れを感じられます。

わたしのモットーはなんでしょう、と聞かれたらおそらく

正直さと素直さ

有言実行

あたりでしょうかね。とにかくいつまでも正直で素直でありたいし、有言実行ができる人でありたい。

 

そして、だんだん年を重ねてくると本当に厳しいことを言ってくれる人が少なくなってくるなとも思うのです。

それを思うと同時に思い出したエピソードがあります。

 

2017年の冬、わたしが移住してはじめて、自分も企画に入らせてもらった「Yazipen de Workshop」にて、カードリーディングのワークショップをやらせてもらいました。

それまで、バリバリキャリアウーマン的なキャラ?笑でやってきたわたしは2014年に東京から八ヶ岳に移住するわけですが、

移住した直後はどういう立ち位置でいけばいいのか模索していて、まだこの「バリキャリ臭」を捨てられないでいたんですよね、数年。

そんな中で「このままじゃ本当の自分をだせないのではないか」という危機感から

信頼できる方に1年くらい併走してもらって、2016年の秋にこのサイトを立ち上げ、いわゆるミエナイ世界と関わっていくことをオープンにしたのでした。

 

そう、こうやってオープンにしたあとの初めてのワークショップ。いえ、ワークショップ自体が初めてでした。

さんざん広報時代はプレゼンなど緊張せずにやってきたわたしも、

自分で考えた内容で

自分で設定した金額で

はたして人が来てくれるのだろうか、はたして満足して帰ってくれるのだろうか

 

それはそれは不安でいっぱいだったわけですね。

 

なので、まあ、ありがちなんですが、

もりもりの内容で

やっすい金額で

ってなったわけなんです。

 

それ自体は後悔していないのですが、どういうものだったかというと

こういう内容だったんです。

カードリーディングをそれぞれでやるっていうワークショップに

新年のリーディングメッセージをつけたわけですが、参加してくれたすべての方にこちらのリーディングをおつけしたのです。

ホッとしたり勇氣が出たりする♪ オーラ & テーマ・リーディング♪

 

これは、魔女修行?笑 のときにオーラにアクセスしてみえたまんまを書き留めてお伝えするっていうものなんですけどね。

わたしの場合映像が見える感じなんですよね。これを参加者さん全員分やりました。

 

で、参加してみなさん、とても喜んでくださったのですが、お一人だけ、ワークショップ後に

 

あのメッセージはピンとこなかった

 

ということを伝えてくれました。とても丁寧に、わたしの状態がこうだからかもしれないけど、って前置きもつけてくれて

一生懸命メッセージを送ってくださったことがわかる文章でした。

 

そのころは、手探りでしたし、このリーディング自体もそこまで経験値がなかったのもあり

やっぱり正直、とてもショックだったんですよね。

 

ああ、そうか。何か読み取れてなかったかな、とか

アクセスするところが違ったかなとか。

 

でも、わたし自身はその時にだせる精いっぱいの能力を使ったし、誠意をもってお伝えしたので後悔はしていなかったので

そうか、そうやって感じる方もいらっしゃるんだよな。

 

と、伝えてくれたことに感謝をお伝えしました。

 

その後もずーっと、わたしの中でこのことは存在してくれてレポートを書くときも、タロットセッションで言葉をお伝えするときも

 

ピンとこなかった

 

と言われた時にわたし自身、後悔しない選択をしているか?を常に自分の中に問うています。

 

そして今、人生後半も明らかになってきたときに、こうやって初対面の人に伝えてくれたことが本当にありがたかったなと。

で、その方とは今も交流がありがたいことに続いているので、そのことのお礼をあらためて伝えました。

 

いってくれてありがとう、と。

 

そうしたら、その方もとても喜んでくれて。

しかも、その2017年のメッセージを保管してくれていたようで、あらためて読んでくださいました。

 

そして、これは数年後のわたしへのメッセージだったかもしれない。わたしはその時、潜在意識と一致した生き方をしていなかったのかも。

 

とも伝えてくれました。なんと素晴らしい姿勢なのでしょう・・・

 

この一連の体験を通じて、わたしは「ああ、誠意というものはかくあるものだな」と教えていただいたわけです。

 

 

本当にこうやって伝えてくださる方がいてくれるっていうのはありがたいことですし、

わたしも、伝えられる人でありたいと思うのです。

 

そして、この経験があるからこそ、

誠意をもって後悔ないように伝えれば、あとは受けて次第だし、状況が変わっていくこともある

とお伝えできるなって思うのです。

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。