「センス」は磨けるのだろうか。

おはようございます。八ヶ岳西麓・長野県原村から魂の道を応援している林美代子です。

標高1400m越えの山の中も、フキノトウが顔を出し、すっかり春の雰囲氣ですね。

 

今日は、「センス」について考えてみようと思います。

いわゆる、「あの人センスいいよねー」のほうです。

 

 

素晴らしいアーティストの作品や、活躍している人の視点、発信にふれていると「あの人すごいなぁ。センスあるなぁ」と思うことってたくさんあると思います。

その次に、「どうしてわたしにはセンスないんだろう」ってなることありませんか?

(わたしは、よくそうなりますよw)

 

今までの仕事の経験上、確実にこのセンスは生まれ持ったものってあると思います。

先天的にできてしまう、類のものですね。

 

一方で、このセンスは後天的に磨くことができるかとうかということは、自分自身を通じて、「ある」と確信しています。

 

 

センスって、英語の意味としてはいわゆる「センスいいよね」っていう意味と、感覚っていう意味の両方がありますよね。

いわゆる、感覚は、そこにエネルギーをかけ続け、磨き続ければ、着実に磨かれていくのです。

 

わたしはよく、伝え方や言葉の選び方、さらに数字についての感覚についてほめていただくことが多いのですが、実は、どちらも苦手でした。

 

例えば、わたしは長い間会社の予算管理に関わっていましたが、細かい数字をみることはめちゃくちゃ苦手だったんです。

さらに、数字をおおまかにつかんで、方向性をみるとかも。いつも、投資家のミーティングでおたおたしていたのです・・・

それでも、ひたすら数字とのにらめっこをやり続け、エネルギーをかけ続けてきた結果、数年後には、エクセルのシートの中に埋まっている数字の中から「ここらへんおかしい」と感じられるくらいの感覚は身に着けることができました。

 

伝え方や話し方も、どちらかというと、猪突猛進にストレートに言葉にしてしまうほうだったので、コミュニケーションも苦手でした。

 

それでも、広報という仕事のおかげで、追い詰められながらもひたすら磨いてきました。

今では、自分の中にいるストレートに表現したい部分と、言葉を選んで伝える部分のバランスを自分自身で自覚しながら発することができてるなぁと思います。

 

磨くことでひかる可能性があるって、素晴らしいと思いませんか?

ほとんどの場合、もともと持っているセンス、いわゆる才能にそこまで差がないケースが多いと思うのです。

では、どこで差がつくか。エネルギー量ですね。

 

だったら、自分がエネルギーを本当にかけたいと思うところに、かけて磨いていくのがいいと思いませんか?

わたしが、好きなことを仕事にしよう、とお伝えしているのは、「本当に好きなこと」であれば、四六時中そのことを考えたり、試行錯誤したり、失敗してへこんだあとももう一回やることも苦ではないはずだから。

そうしていくことで、だんだんと方向性もみえてきて、成功体験も獲得することで自信も得られ、いわゆるヒットをうてるようになってくる=センスがよくなっていく ということは、「あるんだ」と思います。

 

わたしが相談をいただいた時にお伝えする方向は、

最初は、「お金のことや常識、まわりの目などいっさいないとしたら、何をやっていたい?」という問いから始まり、

見つけた後は、現実にそれで自分が生きていくために、どうしたらいいかを考え、行動し、試行錯誤していく。

 

なんです。どちらも大切なことですね。

 

 

やり続けられれば、いわゆる壁も、限界も、突破できる可能性がみえてくる。そういう希望がみえる世界に、多くの人が意識を持っていかれたら、素敵な世界が展開するなと思うのです。

 

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